ツポレフとは1929年に創立したロシア最古の航空機設計局。
創立者はアンドレイ・ニコラエビッチ・ツポレフで設計局を立ち上げる以前から、航空機の設計業に従事していた。
現在は軍民を問わず、中型機から大型機を得意をし、ロシア国内が中心とはいえ、かなりの発注数を獲得している。
とはいえソ連崩壊以前に開発した機体の半分が軍用の爆撃機で、ソビエト連邦が存在していた時は頻繁に日本海上空に姿を現し
緊急発進した航空自衛隊の要撃戦闘機に目撃されている。
またコンコルドスキーと揶揄された、Tu-144を開発したメーカーでもあるが、商業的には失敗した経歴を持つ。
冷戦終焉に伴い、ツポレフの研究は亜音速の民用航空機に集中し、主に経済運用と代替燃料について行われている。
現在、ツポレフでは、次のような事業が行われている。
1、Tu-204/214およびTu-334航空機の開発
2、貨物輸送機Tu-330、地域輸送機・要人専用機Tu-324の開発
3、代替燃料を使用する航空機運用の実用面の研究 ロシアの海軍飛行部門および空軍における近代化
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