ブルパップ方式(Bullpup style)とは、グリップと引き金より後方に弾倉や機関部を配置する方式である。
ブルドッグの子犬という意味だが、その名前の由来は専門家でもよく分からないらしい。
全長を効果的に短縮するための設計として考案された。特に装甲兵員輸送車などに乗る機械化歩兵などが増え
輸送されることが多い現代戦で長い小銃はストレスとなり、より短い小銃が求められるようになった。
代表的なブルバップ銃はAUG、FA-MAS、L85、F2000、P90など。
メリットは
1、銃身の長さは同じで全長を短く出来る。(精度・射程そのままで小回りがきいて軽量化出来る)
2、ストック側に重量物があるので銃をホールドしやすく、扱いやすい。
デメリットは
1、機関部が射手のほおの下に配置されるため、薬莢の排出に危険性が伴う。
但しP90やキャリコでは銃本体下部から下に排莢する方式を、F2000は銃口付近の前方へ排莢するフォワード・イジェクション方式を採って、射手の利き手を選ばない設計としている。
2、銃の全長が短すぎるため銃剣をつけた白兵戦において不利になってしまう。
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